子育てグリーン住宅支援事業でお得に家づくりしよう!
新築を建てるときに様々な補助金があることをご存じですか?
制度によっては、数百万円もお得に建築することができます!
そんな補助金の中でも2025年は新たに「子育てグリーン住宅支援事業」が発足しました。制度をうまく利用し、数十万~数百万の補助金を受け取ってお得に家づくりができるようカサ☆カリエンテが解説していきます。
「子育てグリーン住宅支援事業」とは?
「子育てグリーン住宅支援事業」とは、2024年12月に終了した「子育てエコホーム支援事業」の後継事業です。
子育てグリーン住宅支援事業がどういった事業であるかというと・・・
新築住宅にについて、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた視野の広い支援を行うとともに、既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う事業です。
簡単にいうと・・・
若者の省エネ住宅建築を支援して国のカーボンニュートラル※を推進していこう!という取り組みです。
※カーボンニュートラル・・・温室効果ガスの排出を全体としてゼロを目指す取り組みのことです。
子育てグリーン住宅支援事業は、新築だけではなくリフォームなど省エネ住宅に関する様々な工事に適用されますが、今回は新築に関することを解説します。
【補助金の額は?】
※子育て世帯とは、「18歳未満の子を有する世帯(子育て世帯)」または「夫婦のいずれかが39歳以下の世帯(若者夫婦世帯)」
子育てグリーン住宅支援事業では、新築戸建てで40万円~最大160万円が補助されます。
かなり大きな金額です!
そして、2024年までの制度と大きく違うポイントは、新しく補助金対象にGX志向型住宅が追加されました。
今まで新築では、長期優良住宅とZEH水準住宅の子育て世帯のみの対象でしたが、GX志向型住宅はすべての世帯が対象となります。
そして補助金も一番多くなっています。
補助金対象住宅
①GX志向型住宅
GX志向型住宅とは・・・
1.断熱等性能等級6以上
2.再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%以上
3.再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率100%以上
4.高度エネルギーマネジメントの導入
上記4つのすべてを満たした住宅のことを指します。
【断熱等性能等級6以上】
断熱等級は現在、1から7まで定められています。
長期優良住宅とZEH水準住宅に必要な等級は断熱等級5なので、GX志向型住宅ではそれよりさらに高い断熱性能を求められていることになります。
【再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%以上】
一次エネルギーとは、エアコンや照明、給湯など住宅で使うエネルギー消費量のことを指します。
一次エネルギー消費量を削減するということは、高効率のエアコンやエコ給湯器、LED照明など、高性能な設備を利用する必要があります。また、エネルギーを無駄にしない建築デザインや間取りにすることも必要となってきます。
【再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率100%以上】
つまり、太陽光発電システム等によって一次エネルギー以上の再生可能エネルギーを作ることで基準一次エネルギー消費量の削減率100%以上となることが求められます。
【高度エネルギーマネジメントの導入】
住宅に、ECHONET Lite AIF仕様に対応するコントローラーとして、一般社団法人エコーネットコンソーシアムのホームページに掲載されている製品を設置することが必要です。
簡単に言うと、電気設備と連携して、電気代等の使用量を把握し、節電意識を高めるということです。
GX志向型住宅は、ZEH水準住宅よりも更に高い断熱性能と一次エネルギー消費量の削減率が求められる新しい基準の省エネ住宅ということです。
②長期優良住宅
長期にわたり良好な状態で住み続けるための措置が講じられている住宅で、所管行政庁(都道府県、市区町村等)にて認定を受けた住宅です。
つまり、国が定めた耐震性や劣化対策、維持管理や更新のしやすさ、省エネルギー性などの項目をクリアした「世代を超えて長く安心して住める家」を指します。
この長期優良住宅は、取得すると様々な減税や金利の引き下げ、保険の割引などがあります。
ただし、申請には数十万かかるので注意が必要です。
③ZEH住宅
ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称です。
住宅で使う一次エネルギーの年間消費量が、概ねゼロの住宅のことです。
どういうことかというと・・・
住宅の省エネ性を高めて使うエネルギーを減らし
太陽光発電などで、使うエネルギーを自家発電(創エネ)し
家庭で必要なエネルギーを自給自足できる住宅のことです。
ZEH住宅は建築コストが上がることがデメリットとなりますが、省エネ性と創エネによってランニングコストがかなり抑えられる住宅です。
またZEHはZEH認定ビルダーしか建てられません。
上記①②③のいずれかである上で、他にも複数項目必須条件がありますが、詳しく知りたい方は、子育てグリーン住宅支援事業の公式HPをご参照ください。
補助金をもらうためにやるべき一番大切なこと
補助金をもたうための条件は理解していただけたと思います。
その補助金を活用するために一番重要となってくるのが、住宅会社選びです。
では、具体的にどんな会社を選べはいいでしょうか?
住宅会社選びのポイント
ポイントは、やはりこれらに適応する性能の施工に慣れている住宅会社であることです。
自分たちが信頼して任せているのに、住宅会社の不手際で補助金申請が通らないとなれば、本末転倒です。
万が一にも適応不十分とならないように、施工に十分慣れている会社を選んでいただくことが大切です。
住宅会社を選ぶ際には、会社の標準仕様の性能数値やこれまでの実績をよく確認することが大切です。
省エネ仕様にすると大幅にコストアップしてしまう会社もあるので、標準仕様の内容が重要です。
もちろん弊社カサ☆カリエンテは標準仕様で補助金条件に対応した性能となっており、申請・施工の実績も豊富にあるので、安心してご相談ください。
補助金予算は限りがあります!気になったらすぐに行動を!
補助金事業は、ずっと形を変えて続いていますが、毎年予算はあっという間になくなっています。
新しい対象住宅が追加されたため、2025年度の予算も早期に満了になる可能性はあります。
申請は、建物の着工後です。
これから家づくりを予定している人でも着工までには、土地の確定、間取りの打ち合わせ、契約等の打ち合わせに、少なくとも3か月程は必要です。
補助金の予算がなくなる前に、マイホームをお考えの方は早めの行動が必要です!
弊社カサ☆カリエンテでは、毎週土曜・日曜日に相談会、勉強会を開催しております。
この記事を読んで少しでも気になった方は、いますぐイベント予約フォームからご予約ください!
ご連絡心よりお待ちしております。